2008年07月09日

二級建築士 製図スピードアップ法

2級の学科試験がようやく終わって、解答速報も出回ったころでしょうか?
足切・総合点で少しでも可能性がある場合、製図に備えることをオススメします。
学科発表後に不合格が判明しても、それまでに培った製図スキルは翌年に必ず反映されるからです。
(というか、発表後に準備しても間に合わないので)


学科と違って、製図の場合は必ず学校へ通い、添削指導を受けるようにしましょう。
建築士試験には試験でしか通用しないローカルルールのようなものがあり、合格のためのノウハウがあるからです。
これは独学では判断できないことで、添削指導を受けることで圧倒的に有利になります。

IMG_0836.jpg

2級の製図はとにかく作図量が多く、スピードアップが必要です。
特に矩計(かなばかり 製図用紙の一番右側に描いてあるやつ)に苦手意識をもっている人は多いと思いますが、覚えてしまえば40分位で描けるようになります(笑)
多分どこの学校でも最初の課題はトレースだと思うので、トレース後の最初の課題(自分でプランを考える)で練習します。

1.まず1枚描きます。
いくら時間が掛かってもいいので、自分が考えたプランを作図します。
できればこの時、伏図(ふせず)は正しく添削してもらったものを作図してください。
1階平面配置図の植栽の書き込みなどもきちんと描きます。
矩計は描かなくてOK!矩計以外を全て作図します。

2.次にもう1枚描きます。
エスキス用紙に書いておくべき「作図のために必要な事項」が理解できるので、エスキス用紙を修正した上で作図します。
1枚目より早く描けると思います。
(ここでも矩計は描かなくてOK!)

3.さらに1枚描きます。
同じ平面プランなので、1枚目に比べてスラスラ描けるようになります。
ちょっとモチベーションあがりますよね(^-^)v
伏図についても、描き方だけはなんとなくわかったと思います。

4.次の課題の1枚目を描きます。
平面プランが変わったので作図時間が掛かるかもしれませんが、作図手順を自分なりに考えながら描いてください。
伏図はエスキスの段階で添削済みのものを作図しましょう。
矩計はここでも描かなくてOKです。
(矩計がなければ、描くのが億劫にならずにすむので)

5.さらに同じプランで2枚目を描きます。
この段階で、作図スピードが上がらないのは「作図手順が確立されていない」か「エスキスにあいまいな点があり、考えながら作図しなければならない」のどちらかです。
原因を考え、改善しましょう。
5枚描いてみれば、矩計以外の作図の流れは大体つかめると思います。
(ここでも矩計の作図欄は空欄にしておきます)

6.お手本の矩計をトレースします。
この時点で5枚分の矩計用紙があるので、1枚ずつ描いていきます。
5枚全て同じ矩計のトレースでOKです。
最初はお手本を見ながら、寸法を測りながら描きます。
1枚目が一番つらいです。
でも、間髪入れずに一気に5枚描き上げることが非常に重要です。
(ワンポイントアドバイス:寸法線から始めると描きやすいです)


この工程で作図練習すれば、効率よくスピードアップできます。
仕事などで時間がとりにくい場合もあるかもしれませんが、できるだけ続けて作図することで効果が倍増します。
特に矩計はツライけど、一気にやれば覚えられますよ!

製図試験の本質はプランニングだと思うので、最初のうちに作図スピードを上げておくことが大切です。
それと、道具にこだわることも重要です。
高い学校へ通う必要はないと思ってますが、道具にはお金をかけましょう。
ほんの少しの使いやすさが、図面のスピードを加速してくれます。

特に平行定規は絶対ムトウ!!
maxやステッドラーも試してみましたが、値段は高くても一番使いやすいと思います。
スケールの固定スイッチの場所が使いやすい!
特に新しいN3シリーズは付属のキャリングケースが優秀!
(私が持ってるのはN2だったので、キャリングケースだけ別売りのを買いました。)



既に平行定規は持ってる・・・という人にはこのロットリング プライマスポートフォリオ A2をオススメ。
A2の作図用紙を折らず、丸めずに持ち運べるし、肩当パットが付いているので重たい平行定規を持って通学する時の負担を軽くしてくれます。
底鋲もついているから、床置きしても中の平行定規が破損しにくくなっています。



他にも
45p三角定規(下書き通り芯と矩計で使用)
   アクリルの反りがないものを選びましょう!
■線が薄い人は重たいシャーペン(芯はもちろんBとか2B)
   ・GRAPHGEAR1000(ぺんてる)0.5
   ・Tect2wayテクト ツーウェイ(ゼブラ)0.5
   ・ロットリング600(ロットリング)0.5 ←一番重い
   使ってみて好みのものを2本以上揃えるのがオススメです。
   (当日に芯が折れたり、残りわずかでイライラするのを防止)
   ロットリングのは手が小さい人でもクリックしやすいです!
小さめの勾配定規
   矩計用にもう一つ用意して勾配を予め調整し、固定しておくと時間短縮!
■ペン型消しゴム
   字消し板いらずで便利!CLIC ERASER(ぺんてる)

などがオススメです。
(アイテムは思い出したら随時追加します。)
こちらも参考に → 今すぐ!一級建築士製図試験の必須アイテム紹介


学科と違い、製図は情報戦です。
できるだけ色んな学校の人と情報交換しましょう。
その際に、自分からも提供できる情報を持つことが大切です。
(たとえば課題を交換するとか、道具のアレンジ方法とか)

そういう意味でも、製図講座の受講をオススメします。
学科を独学で受験するのは製図に予算を回すためなので、手描きで実務をやってる人でも必ず受講しましょう。



NとかSとかの高額な講座じゃなくても合格できます。


建築系の大学や専門学校が主催する二級建築士製図講座が狙い目で、1/5〜1/3の費用で受講できます。
東京だと中央工学校などが有名で、私の周りでも合格している人が多いのでオススメです。
調べてみたところ、通学講座で良心的なのは工学院の講座のようです。
場所が新宿で通いやすく、費用が安いのでイチオシかもっ!


二級建築士を学科から受験する方はこちら → 学科独学のススメ




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タグ:建築士 製図



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posted by うさちん at 22:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 建築士試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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